子供の頃、父から「女性もこれからは手に職を…」と常々言われていました。大学卒業後に「これかな？」と思いSEとして働き始めたものの、自分の道ではないと感じ、とても悩んでいました。
結局10年勤めた会社を退職。その後、弟の勧めで簿記を学び始めていた時、ある女性の税理士さんにお会いする機会がありました。当時はまだ女性税理士が少ない時代。地に足をつけて自立している彼女の姿が素敵で、このとき「私も税理士になりたい」という気持ちが芽生えたことをよく覚えています。

この道へ進むことを決意してからは、勉強が思うように進まない時も、税理士試験に落ちた時も決して諦めることはありませんでした。今の事務所とのご縁もあり、無事試験にも合格。そして現在に至ります。
税理士としては少し珍しいキャリアですが、紆余曲折し辿り着いた苦労を糧に、今後も成長していきたいと思っております。